いちご農園いる蜂の役割について
2022/09/17
いちご農園に行くと、ビニールハウス内に蜂が飛んでいることがありますよね。
実は、蜂にはいちごの成長に欠かせない重要な役割があるのをご存じでしょうか？
今回は、いちご農園いる蜂の役割についご説明いたします。
いちご農園いる蜂の役割
いちごの受粉
いちごの実ができるためには、受粉が欠かせません。
受粉とは、おしべの花粉がめしべに付くことで、外で育てている植物は外に住む虫が受粉を手伝ってくれます。しかし、ビニールハウスなどで育てているいちごは、中に虫が入ってこないので受粉が行われません。
そこで意図的に蜂を中に入れて、受粉がされるように促します。
いちごの形を良くする
受粉だけなら、人間がハケなどを使って行うことも可能です。
しかし、形の良いいちごを作るためには、めしべにまんべんなく受粉を行う必要があります。
この作業は手間がかかりますし、体の小さな蜂に適した作業です。
きれいで形の揃ったいちごを作るためにも、蜂の力は欠かせません。
まとめ
いちご農園の実がきれいに大きく育つ背景には、「受粉」「形を良くする」ための蜂の力が欠かせません。
いちご狩りに行くと農園の中に蜂がいる場合がありますが、大切なお仕事の最中なのでそっと見守ってくださいね。
当園では6種類の甘くて美味しいいちごが沢山食べられますので、いちごを堪能したい方のごご来園をお待ちしております。
