生しいたけと干ししいたけの違い
2023/07/01
「生しいたけ」と「干ししいたけ」はどちらも美味しく食べられますが、違いがあることをご存じでしょうか?
実は、食感だけでなく、栄養素やうまみなどに違いがあるのです。
そこで当記事では、生しいたけと干ししいたけの違いについて紹介します。
生しいたけと干ししいたけの違い
栄養素
生しいたけと干ししいたけでは、栄養素が異なります。
干ししいたけにすることで「エルゴステロール」という成分がビタミンDに変化し、カリウムの含有量も増加します。
これらのことから栄養素を高めたいのであれば、しいたけは干すのがオススメです。
うま味
干ししいたけは、生しいたけよりもうま味成分である「グアニル酸」が多く含まれています。
水戻しをすることでグアニル酸が増加しうま味が強い出汁が出るため、汁物に使用することが多いです。
干ししいたけを最大限に活かすなら、煮物などの汁物に使用しましょう。
保存期間
生しいたけは保存期間が非常に短いですが、干ししいたけは約1年は持ちます。
干ししいたけが苦手とする高温多湿な場所を避け、保存することが大切です。
丁寧に密閉して風通しの良い場所で保存しましょう。
まとめ
生しいたけと干ししいたけの違いは「栄養素」「うま味」「保存期間」の3つです。
干すことで保存期間が長くなり、うま味も凝縮されますので料理に活用してみてください。
西坂農園では、高品質なしいたけを栽培しております。
興味のある方はぜひご賞味ください。